アメリカ5日目

2006年4月29日
朝起きると彼はもうPCに向かっていた。

何か嫌なことがあったのは言葉の端々からわかった。

そこで予定より早いけど「日本に帰ろう」と決意する。

往復チケットで別の日に変更できないから、それはもう諦めて帰りのチケットの
手配をするも片言の英語では難しい。

日本の友達にお願いしてみたけど、今時期はチケットが高いし、私が今いる街
からNYまでの空席が見つからないと。

それでも帰りたい。帰らないといけない。そんな気がして気持ちは焦るばかり。

友達に「どうした?行く前はあんなに楽しみにしてたのに?」って聞かれて
涙が溢れてくる。
「どうしてもそこから離れたいならホテルを探してあげようか」と言われて
お願いする。本当は満室だったけどムリヤリ希望通りのホテルに予約を入れて
もらう。

友達に感謝!アメリカに単身留学をしていくつかの大学で勉強してただけ
あって英語はペラペラ。ありがとう。細かいことは聞かないでくれた。
「とにかく無事で帰っておいで」だけ言ってくれた。

別室で電話してた彼がやってきたので、一応報告。彼が何を想ったのかは
もう感じたくなかった。

日中、一緒に買い物に行ったり外で食事をする。彼がいつも一人で食事をする
お店で。今日は二人だけど、いつもは一人寂しく食べてるのね。

靴屋さんで彼が選んでくれた靴を買ってもらう。27年間生きてきた中で一番
嬉しいプレゼントだった。

夜は彼が仕事でお世話になった通訳の人の送別会があるというので出掛けていく。

そして帰ってきてからホテルまで送ってもらう。

これが一番良いんだと言い聞かせながら、ベットに入る。

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